eriko's diary
2019.10.04 Fri

パリ挑戦記〜vol.10 「面接最終日」

ついに、ついに、面接が終わった・・・・。
最後まで個性豊かすぎる、各国のみなさんとの出会いがエキサイティングすぎました・・・。

(ドタキャンがかなりあったので)合計25名を面接してみて思った最初の感想は、
「やっぱりパリって多様性の国なんだなあ」ということ。

これまでアジアの数カ国で面接をしてきましたが、どの国よりも、個性の幅が広い。

あんな人もいた、こんな人もいた。

誰一人として似通った人がいなかったため、「比較」することがこれだけ困難な国はないなと思いました。

同じフランス人といっても、本当にバックグラウンドは異なり、肌の色も、ルーツも違う。
ただ唯一、私が見つけた共通点、それは、「フランスが好き」というこの国に対する愛だった。

いろいろと整っていないこともあるし、文句もいうんだけれど、やっぱりこの国が好きっていう気持ち。

それが、なんだかどの候補者からも感じられて、
やっぱりこの国ってすごい魅力的なんだなあ、、、って帰り道に思ったのです。

日本で面接しても、それは感じたことがなかった。

インドやバングラで面接したときは、異なる国への憧れを感じた。

面接しただけなのにこれだけの個性に圧倒される私。
これだけの個性を魅了する大きな大きな受け皿や包容力がこの国にあるということだと思う。

私はそんな魅力を、面接をし、人の言葉を通じて感じた。

残念ながら今は、自分自身の口からそうだとは言えない。

けれど、そういう風に言えるようになってはじめて、モノやお店が、この国に存在する意味、意義、価値があるんだと思う。

私は、作れるかどうか、ということが高い山を登るようで、ロマンチックなアドベンチャーだと感じてきたけれど、
今は売ることの大変さを、13年もたって今更ながら、痛感している。

誰に、どうやって、どんな言葉で、どんなイメージをもってもらい、商品に触れてほしいか。

全部が一つの線につながる必要性がある。

これまでのアジアの国とは全然文脈が違う。
アジアでは、正直日本というだけで、半歩だけ、優位にたてる。

しかし、フランスは明らかに違う。

日本から来たことは、プラスにもマイナスにもならない。

100年以上かけて創造と変革を経て育ってきたブランドたちがひしめいているこの国は、あまりにも途上国から遠い。

「途上国から世界に通用するブランド」という理念を信じ抜くことの本当の難しさや尊さを
今までと比較にならない強度で、改めて感じている。

あまりにも多くを学ばないといけない。

でもだからこそ、挑戦すべきなんだと思う。

自分を信じて、複雑に見える事柄を、一つ一つ、解いていって、シンプルできれいで
ぬくもりある、手紡ぎの1本の糸のようにしていきたい。

追伸:事務所だけを三ヶ月借りました♬ 小さな一歩・・・・・。

おまけ:面接中の私。どっちが面接官なのか!?

  • Eriko Yamaguchi
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