eriko's diary
2019.11.03 Sun

雨とクリスマスカード

パリは、先月と全く変わって、憂鬱な天気が続いています。

しとしと雨が毎日続くので、ここに最初に滞在した人たちは、
天気にやられてしまう人も多いそうです。

こんなに天気が悪いとは知らなかった、と言って
パリでの滞在をキャンセルする人や、
フランス人でさえも、11月くらいになると天気で鬱になり
自殺率も上昇するとか。

日照時間と人の気持ちって本当に関係しているなあーって
心から思いますが、
私は、なんとなく、雨のパリも好きで、ずっと雨なんだけれど
2時間とか止んだ時の、「ラッキー!!!」っていう
気分はなんだか日本では味わえないものです。

小さな幸せを感じられる国のような気がする。

そう思っていると、昨日カフェで知人で話していて
とてもいい話を聞いた。

その人は、フランス人の友人に
「芸術って、役に立たないのになぜそんなに価値があるの?」と
聞いたんですね。

そしたら「絵を描いたり、創作活動をしている行為、プロセス自体が
芸術だから、描いた後にそれをどうこうするとか、じゃないんだよ」
と言われたんです。

シンプルな答えなんだけれど、私はなんだかハッとしました。

そして作ることは、芸術家だけじゃないなぁとこの街にいてすごく思う。

みんな憂鬱な気分になりがちなのに、雑貨屋さんにいくと
本当にバラエティ多くの「クリスマスカード」創作グッズが存在します。

まだまだクリスマスは先なのに、一生懸命大人の人たちが
シールや、色鉛筆を選んでいる姿って、日本ではあまり見ない。

「ここにいると手作りのものをもらうことがとても多い」と
聞いたんだけれど、クリスマスに手作りのカードなんて
日本だとちょっと「??」とびっくりしてしまうけれど
フランスではみんなが、創作をし、そのプロセス自体を
楽しんでいる。

豊かさってなんだろうって、すごく考えさせられる。

日本はなぜ、そうした発想が街から消えてしまったんだろうか。

私は、お店に出すとか出さないとかも大事だけれど、
フランスの人たちが何をベースに、生きているのかを
とても知りたい。

  • Eriko Yamaguchi
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