eriko's diary
2021.03.19 Fri

Story of our clothes file.3 お洋服を届けたい理由

なぜマザーハウスのお店でも、E.のお洋服を取り扱いするようになったのか?その背景には、マザーハウスの理念に結びつく理由がありました。新しい洋服を通して伝えたかった思いとは。商品開発チーム・マネジャーの日比谷(ひびや)が語ります。

<語り手>
商品開発チーム・マネジャー 
日比谷 菜美(ひびや なみ)
2012年入社。複数店舗のスタッフを経て、2013年北千住マルイ店店長、2014年小田急新宿店店長、2018年エリアマネジャーに。2019年からは商品開発チームのマネジャーとして、主にバングラデシュ(バッグ)・ネパール(ストール)の素材や商品開発、販売計画立案を担っている。

―日比谷さん、マザーハウスでのアパレル展開、とても思い切った判断だと思います。今回は、その背景にある理由をお聞きできればと思っています!

はい、よろしくお願いします!包み隠さず、お伝えできればと(笑)

―ありがとうございます(笑)早速ですが、お洋服をマザーハウスで展開しようと考えたきっかけは何だったのですか?

そうですね、お洋服を取り扱うE.(イートッド:マザーハウスのアパレルブランド)ができて1年以上が経ちましたが、インドの可能性をお届けする選択肢を増やしたいと思ったんです。


(個性あふれるお洋服が並ぶE.本店)

E.では2019年から代表兼デザイナー山口のデザインと、インドの素材や手仕事を活かしたプロダクトをお届けしてきました。山口の感性がより表現され、プロダクトにはマザーハウスとは一味違う魅力があります。ただ一方で、これまでブランドを支えてくださっているマザーハウスのお客さまにも、E.とは異なるアプローチで、インドのモノづくりの可能性やファッションのたのしさを伝えられるのでは、と思っていたんです。

―バッグをメインで取り扱う“マザーハウス”ならではのお洋服ができないか、と。

はい。E.のお洋服をそのままマザーハウスのお店に置くのではなく、マザーハウスらしいお洋服をつくってみたいと思いました。

―マザーハウスらしさ! それはつまり、何なのでしょうか?

お客さまの使い方に寄り添うデザインであることかな。つまり、一つのプロダクトで、身に着ける人の日常のシーンに合わせて、使い方をアレンジできること。お洋服だと、コーディネートをする楽しさを、オリジナルでどう生み出せるか、だと考えました。


(シーンに合わせて使い方を変える2wayバッグ“yozora”)

―なるほど。それが、例えば洋服の色やかたちに落とし込まれているのでしょうか。

その通りです。色のバリエーションは、白・ネイビー・ベージュ・グレーなど様々な色に合わせやすいようなベーシックなものを選びました。デザインも、日常のシーンを選ばずに着ていただけるかを考えて、小さなフリンジの有り無しから襟のかたちまで…細かく調整したんです。

―ベーシックなデザインでも奥が深いのですね…。

本当に難しくて、すごく考えました(笑)。そして一番大事なのは「マザーハウスだからつくることができる洋服であるか」ということ。素材にこだわるブランドだからこそ、手紡ぎ・手織りの生地カディを使いたいと思ったし、「ピンタック(生地を細かく縫い重ねる技術)」や「ブロッキング(複数の生地を組み合わせる技術)」を取り入れたいと思いました。

―途上国の素材と技術を活かす。それは「マザーハウス」が会社として大事にしている、モノづくりの要ですね。

そう、それは揺るぎませんね。

―そして今回はスカーフ&スカーフリング*の用意があるのも、大きな特徴ですね。それもマザーハウスらしさ、につながるのでしょうか。
*対象商品ご購入の方は、1980円(税込)でスカーフ&スカーフリングをご購入いただけます。

はい。スカーフがあることで1枚のシャツの使い方って広がるんじゃないかなと。シャツにアクセントをつけられたら、おしゃれをもっとたのしめるんじゃないかと思ったんです。

―あとはスカーフの有り無しを選べるのもポイントですね。いらない人はつけなくてもよいという(笑)

そうなんです。私たちにとっては、ファッションを楽しむいくつかの選択肢をお届けすることが大事で。お客さまに好きなものを選んでいただければと。選ぶのはお客さまの自由なんです。

―なるほど、お客さまの選ぶ可能性もお届けしていたんですね! そこまで考えられていたとは、気づかなかったです・・・。

考えているんですよー(笑)

―哲学を感じました(笑)

洋服って「身にまとうもの」ですよね。肌に触れるから、より暮らしに近い、お客様に近いプロダクトだと思います。だから今回、新しい洋服をお届けできることは、私たちにとって大きな喜びなんです。「途上国から世界に通用するブランドをつくる」という私たちの理念を実現させる一歩。袖を通していただいて、よりたくさんの方にマザーハウスの洋服の心地よさを体感していただけたら、うれしいです。

―本当ですね…! 日比谷さんの想いが、カディのお洋服の心地よさを通して、たくさんの方の日常に届いたらと思います。深いお話、ありがとうございました。

はい、今後もぜひ楽しみにしていてください!

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